岡山市の仏壇店、照泰仏堂とその関連会社であるtsunamusuは、廃棄される仏具をアートにアップサイクルする取り組み『RinNe』を行っています。ライフスタイルの変化に伴って、仏壇を小さいものに買い替えたり、住居を和室から洋室にする人が増えた結果、照泰仏堂では廃棄する仏壇や仏具を引き取る量が平成以降大幅に増えたそうです。しかし仏具は昔の職人が手をかけて作ったり、貴重な素材を使用しているものも多いため、tsunamusuはアートとして有効活用しようと考え、14組のアーティストに製作を依頼、150点の作品が出来上がりました。2024年10月に初めて岡山市内で展示会を行い、今後は照泰仏堂の店頭やインターネットでの販売、仏具に絵付けをする体験会開催などにも力を入れていくということです。