2021年7月29日 木曜日、JR岡山駅で「産直便マルシェ」がスタートしました。
岡山県高梁市にある農産物直売所、高梁グリーンセンターの新鮮な野菜や果物が岡山駅で買えるようになりました。
毎週木曜日、備中高梁駅(高梁グリーンセンター最寄り駅)から岡山駅まで、普通列車の空きスペースを利用して52分で輸送されます。岡山駅には午後3時19分に到着、そのまま岡山駅の新幹線改札口横の売店(おみやげ街道せとうちCUBE)に陳列されます。
モーダルシフトの理念のもと、時間に正確に(定時制)、速く(速達性)、たくさん運べる(大量輸送)、鉄道ならではの強みを生かした取り組みです。モーダルシフトとはトラックなどによる輸送を環境負荷の小さな鉄道や船舶に転換することで、CO2排出削減につながります。
在来線の普通列車を利用して定期的に荷物を運ぶのはJR西日本では初めてということで、今後さらにエリア等を拡充したいと話す岡山支社の皆さん。
環境に優しい旬の農産物が味わえる「産直便マルシェ」は、JR岡山駅で毎週木曜日(午後4時頃~)開設されています。