香川県まんのう町の「紙工芸やまだ」はREFINE(リフィネ)というサステナブルをテーマにしたうちわ作りに取り組んでいます。REFINEは1本の竹から持ち手と扇面が作られるのが特徴の「丸亀うちわ」で、その竹の骨組みに和紙を貼り付ける際に廃棄される予定だった漁網をはさみこんでいます。環境省の調査によると、漁網やロープは、海岸に漂着したごみの約42%を占めていて、世界では流出した網が海洋生物にひっかかったりする事例も報告されているため、紙工芸やまだはREFINEを通じてそういった海の現状を知ってもらい、廃棄漁網の削減につながればとしています。