倉敷市の倉敷本通り商店街に2023年8月オープンした『竹姫』は、使われなくなった着物をジャケットやネクタイにリメイクするブランドです。運営するのは倉敷市真備町で約30年美容室を営む有限会社M2で、竹姫はもともとは打掛をドレスにリメイクする事業として始めました。しかし2019年の西日本豪雨で被災し、着物ドレスはほとんど浸かり廃棄に。竹姫は休業状態でしたが、常連客の後押しでメンズジャケットなど日常で着られる洋服へのリメイクブランドとして再開しました。竹姫は、海外からの観光客も多い美観地区近くに店を構えることで、多くの人に真備発で着物の良さを生かした服を見て欲しいとしています。