山陽女子中学校・高等学校の地歴部では、2008年から浅口市寄島町の沖合や丸亀市の手島などで海底ごみや漂着ごみの回収活動に取り組んでいます。海底から引き揚げた食品ごみなどのラベルに表示されている賞味期限や製造年月日などからごみの発生源や漂流経路を分析し、その調査結果を全国各地の出前授業やシンポジウムで報告しています。2018年には中高生が中心となって地域を巻き込んで海洋ごみ問題の啓発活動を行っていることが評価され、第2回SDGsアワード 特別賞も受賞しました。
今回のサザエさんと萩原アナの訪問時は、教室にサッカーボールや空き缶、ぬいぐるみなど様々な海ごみが展示して頂きましたが、これもほんの一部という事です。インタビューでは、こうした海ごみの存在を世間に知ってもらい、少しでも海ごみを減らすことにつながればという思いで、これからも啓発活動に取り組んでいきたいと力強く語ってくださいました。