2020年11月に運用が始まった北長瀬コミュニティフリッジ。フードロスになる食品などの寄付を集め、ひとり親などの困窮家庭に無償で配布する取り組みを進めています。
コミュニティフリッジは「公共冷蔵庫」という意味で、もともと“食品ロス削減による環境保護活動”として、ドイツで2012年に始まったとされています。北長瀬では困窮家庭への支援につなげたのが画期的で、2022年4月現在利用者は400世帯以上、1年間の寄付総額は約3500万円に上ります。
運営する北長瀬エリアマネジメントは、このノウハウを全国各地へ広めていて、山口県や大阪府でもコミュニティフリッジが開設されるなど、今後も広がりを見せそうです。