玉野市の企業、ネクストイノベーションが取り組んでいるのは、太陽光パネルの下の空間で農業をするというソーラーシェアリング。再生可能エネルギーの発電、農地の有効活用などの点でエコだと近年とても注目されています。
耕作放棄地だった田んぼ800㎡にビニールハウスを建て、その天井部分に180枚の太陽光パネルを設置、ハウス内では4000本の原木シイタケを育てています。発電した電気は自家消費もできますが、売電も可能、シイタケの農業収入に加え、比較的安定した収入源となっています。
太陽光パネルの設置数や角度を調整し、遮光率をコントロールすることで、シイタケだけでなく、イチジクなどの果樹の栽培も模索していて、エコで新しい農業であるソーラーシェアリングの普及拡大にも力を入れています。