「コノヒトカン」と名付けられた缶詰、フードロス削減を目指し、岡山で開発されました。
加工の過程で出た端っこの魚や肉、規格外で出荷されない野菜を利用して作られています。
サワラやサケと根菜をカレー粉で炒めた「サカナ」と、
牛肉をトマトで煮こんだ「ニク」の2種類あります。
2合のご飯に缶詰を混ぜると、たんぱく質やカルシウム豊富な混ぜご飯が完成します。
倉敷市のネイリスト・三好さんが、コロナ禍で飲食店を盛り上げようと
2020年4月にマルシェを開催した際、フードロスの深刻さと、子供の貧困問題を
目の当たりにし、開発に着手しました。
2021年に誕生したコノヒトカンは、
600個が児童養護施設や子供食堂などに寄贈されました。
今後はスポンサーを募りながら、毎年こどもの日とクリスマスに
缶詰を配布していく予定です。