GREENable HIRUZEN

2021年7月、真庭市の蒜山高原にGREENable HIRUZENがオープンしました。
この施設は世界的建築家 隈研吾氏の設計・監修で、4つの建物で構成されており、
象徴となるパビリオン“風の葉”は、CLTのパネル360枚を使って作られています。
CLTとは木の繊維の方向を互い違いに重ねて接着させた建築資材です。
あまり太くない木や節の多い木材も活用でき、また木は成長過程でCO2を吸収することなどから、
環境に優しい建築資材として注目されています。
その他、ミュージアムとショップが入る屋内展示棟や、
レンタル自転車によるツアーを実施するサイクリングセンターもCLTで作られています。
GREENableはGreen(緑・自然)とSustainable(持続可能な)を掛け合わせた
造語であり、真庭市は自然豊かな循環型の暮らしを体感してもらいたいとしています。